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浪岡城跡
登城日:(2003.06.28)
所在地: 南津軽郡浪岡町浪岡
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
土塁と堀跡の城、浪岡城跡  ここは、1460年代にできた城の跡です。当時の城主である北畠氏は、1500年代、全国の大名が天下統一をかけて戦いをくりひろげていた時代の津軽に大きな勢力をほこっていました。
 この北畠(浪岡)氏は、1330年代に東北全体を治めていた北畠氏の子孫と言われています。
 しかし、1562年におきた親族間の争いをさかいにその力も衰え、1578年、大浦(津軽)氏に攻められ落城してしまいました。
 城は、幅20メートルほどの堀で8つに区画されています。堀は当時よりも2メートルほど浅くなっていますが、中央に中土塁があり堀を二重堀や三重掘にしているところが特徴で、住む場所の区別や、守りの強化を図っていました。また、中土塁は通路としても使用しています。
 昭和52年からの発掘調査結果をもとに、昭和62年から史跡公園化事業を行っています。

『浪岡城跡案内板』より

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資料
 

私見
土塁と堀跡の城、浪岡城跡  強い雨が降りしきる中、浪岡城跡を訪れました。史跡公園として綺麗に整備されているようですが、まだまだ工事中なところもありますので案内板にあったように昭和62年から公園化事業が進められていたんなら、えらい長期事業ですねぇ・・。
 さて、ここ浪岡城には資料館のような建物があり、そこで詳しい資料が閲覧できたり、模型が見れたりするんでしょうが、訪れた日曜は休館日のようで入ることができませんでした。仕方ないので深い堀に区切られた区画を上り下りしてかつての堅城ぶりを体感してみるだけでした。石垣はありませんが、土塁と深い堀とで守られた城跡というのもいいもんです。二重堀というのも珍しくて、おもしろいですね。
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