御本館跡

　御本館は、文久二年（１８６２）に浅野藩内証分家（青山家）の浅野長厚が、長州藩との戦いに備えて築造した陣屋である。翌三年に完成したが、明治元年（１８６８）の廃藩置県により廃城となった。
　面積は２９５０坪の御本館の周囲には土塁や築地が巡り、東御門内には時櫓、南西端には物見があり、その他土蔵、板倉、物置、米蔵などがあったようである。

 

　郡山城の南麓にある吉田高校がかつて浅野長厚が築造した陣屋があったのでした。ついでにふらっと歩いてみようとぶらぶらしていましたが、この日は野球の試合はしてるし、学校も人の行き来が激しくて逆にきょろきょろしてる自分が怪しく見えないかと不安でしたよ（^^;。特に何が残ってるわけじゃないみたいでしたし、いいんですけどね。