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桂城跡


登城日:(2006.10.29)
所在地: 安芸高田市吉田町桂
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
一番見ごたえのある桂城西郭  桂城跡は、標高295メートル、比高80メートルで中山城または三笠山城とも呼ばれていた。毛利氏譜代の桂氏の居城で、十六世紀初頭頃坂氏から分家した広澄がこの城に入ったとされる。
 城郭は西・中央・東の三群に分かれる。
 西郭群は背後を堀切で区切って北・南西方向に延びる尾根上に小郭を配したもので小規模な城の体裁をなしている。
 中央郭群は独立丘陵の最高所に位置し、北東に延びる尾根上に堀切と郭を並べており、見張り所的なものと考えられる。

『桂城跡案内板』より

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資料
 

私見
堀切も残っています。 広さはかなりある桂城中央郭  星ヶ城を降りてきて、そのまま車を「星ヶ城跡」看板そばの駐車スペースに停めました。国道54号線を渡り、向かいにある桂城を続けて攻略することにします。わかりやすい登城道ですし、比高もたいしたことないのですぐに案内板が建てられた西郭と中央郭との分岐点にさしかかります。迷わず西へ。
 西郭は郭に入るところで目隠しのように土塁が行く手を遮っています。そこを超えると広い平坦な郭に到着です。木々も適当に切ってくださっているのか非常に見やすい状態で保存されていますね。この先はグラウンドのような整備がされてしまっていますので近づきませんでしたが、この西郭群は星ヶ城からもよく見えていました。
 引き返して中央郭群へ。こちらは西郭よりも見晴らしがよくなっています。さらに東へ尾根先に進むと小さな郭がいくつかまとまった東郭群となり、行きませんでしたが山麓には城主の墓碑があるようです。
 それほど堅牢なものではないなと思われる構造でしたが、このあたりはいくつもの山城が隣接していますから連携できればかなり強固なものになるんでしょうね。
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