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千光寺山城跡
登城日:(2004.05.01)
所在地: 尾道市東土堂町
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
尾道を一望できる眺望  千光寺山城は、天正年間に木梨杉原氏七代元恒により築城されたとある。が、『善勝寺文書』によれば、元恒の父元清(隆盛)が千光寺城主としていたことが記されており、永禄年間に築城されたと考えられている。
 城は、天正十九年(1591)の秀吉による山城停止令により廃城となる、短命であった。

『日本城郭体系13』新人物往来社刊参照

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資料
 

私見
楔が残るポンポン岩  しまなみ海道の水軍城をめぐるべく尾道にやってきたのですが、ついでに観光がてら千光寺に登ってみました。千光寺山頂は尾道を一望できる標高106メートルの素晴らしい眺望を拝むことができるようになっています。市内では随一の観光スポットのようで、南からはロープウェイで、北側からは車であがることができます。
 って・・この時はここも山城跡だったってことすっかり忘れてました(^^;。なのであまり写真を撮ってません。城跡は千畳敷と呼ばれる頂上部にあったようですが、城自体は短命だったのでたいした遺構はなさそうです。(言い訳モードに近い)
 そういえば南側の斜面に「鼓岩」(ポンポン岩)と呼ばれる巨石があるのですが、これが大阪城築城の際に石垣の材料としようとされたようです。今も楔の跡がよく残っているのがわかります。
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