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古川城跡
登城日:(2004.03.28)
所在地: 三木市吉川町古川
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
西尾根部からはこんな藪ばかり  古川城は、井口備前守時重の居城と伝えられており、弘治年間(1555−57)脇田城主脇田小次郎に襲われ命を落としたとされている。
 その後は伊藤氏、そして古河氏などが居城したようである。

『日本の中世城館調査報告書集成15』東洋書林刊参照

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私見
ゴルフ場の中には手付かずの主郭が!  古川城は、平成五年以降からゴルフ場建設に伴う発掘調査が行われ、その結果として吉川町内最大規模の山城であることが明らかになっています。
 標高195メートルの主郭はゴルフ場建設時にも手をつけられることなく保存されていますのでもし足を踏み込むことができたならどんな遺構が待っているんでしょうか。残念ながらゴルフ場内なので気軽にいけないのですが、OBを承知で無理やり打ち込んでボール探しにいきたいなぁ(笑)。
 さて、この城跡はほかにも東尾根部、西尾根部、北山腹部という大きな区画に分かれています(この区画は宮田氏の説による)。私は西側の洞泉寺の脇にある、西尾根部からとりかかりました。地元の方にお聞きしたところ以前は「鬼虎門(きとらもん)」(?)跡を示す案内板があったとか・・。
 それはさておき、西尾根の区画は藪がひどくて尾根上を歩くのは困難なのですが、郭跡だったのかなと分かる程度の地形ではあります。その南側を尾根と平行して堀底道のような主郭跡へと続く道があります。それとわかるはっきりとした遺構はわからなかったのですが、ここから見えるフェアウェイ奥の主郭がとても遠く見えました。
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