HOMEへ Check   Twitterでつぶやく  

伽耶院跡
登城日:(2003.02.09)
所在地: 三木市志染町大谷
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
館城の雰囲気をもつ伽耶院  大化元年(645)法道仙人を開基とし孝徳天皇の勅願所であった伽耶院は、三木合戦の際には別所方の陣所として利用されていた。が、そのために戦火に焼かれ、消滅してしまうことになる。
 慶長十五年(1610)以降に諸大名の寄進により再建され、天台系山伏の修験寺院として今もその伝統を受け継いでいる。

『探訪 三木合戦』三木市観光協会刊参照

【戻る】

資料
 

私見
館城の雰囲気をもつ伽耶院  なんかいまさらながらどこまでを「城」扱いなのか?と言われそうな気がしています(笑)。
 伽耶院なんて寺を陣城がわりにしたってのがそもそも私が気に入った理由だったのですが、実際に行ってみてびっくりでした。
 かなり奥まった山間地のなかにあるのですが、見事に石垣でつくられた風格がありました。まさしく大名屋敷のような、当時の館城が綺麗に復元されているかのような錯覚を覚えるのです。
 また、城跡として眺めていくとますますその構造がうまく山肌を利用した地形に作られていることがわかります。何気に古い土塁が縦に1本坂道をまっすぐに登るようにして残っていますし・・。
 やっぱりだてに観光バスがきませんねぇ。ちなみにその観光ツアーでは伽耶院のご住職の方らしいお坊さんがいろいろ説明されていました。お寺の見事な石垣もそうなんですが、向いにある駐車場奥の断層がはっきりと見える断崖も見ごたえのあるひとつです。軽い気持ちで★1つ気分でいくとかなり御得感にひたることうけあいです。
【戻る】