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白山城

白山城跡


登城日:(2008.12.13)
所在地: 姫路市書写
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
円教寺仁王門。城跡よりもこっちのほうが楽しい。 今もよく土塁が残る白山城  書寫山は康保三年(966)、性空(しょうくう)上人によって開かれた。六根清浄の悟りを得られた上人の徳を慕って集まる人々と、多くの信仰が集まるようになりやがて「西の比叡山」と称されるようになる。
 天正六年(1578)羽柴秀吉は、書写最高峰の白山に城を築き、ここを根拠とし播磨諸城の攻略をはじめたのである。

『書写円教寺パンフレット』より。他

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資料
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私見
円教寺大講堂。この右側から白山城を目指します シンプルな構造の白山城  書写山は何度となく登っていたのですが、いざ城に行こうとするとなかなかその機会に恵まれませんでした。気づけば専用のバス道なんてできてたんですね。昔は馬がいたなぁとしみじみ・・。
 さて秀吉が築城したとされる白山城は、大講堂脇の坂道を登ること2〜3分の山頂にあり、貯水槽が設置されておりました。ケータイの中継塔もあり、城跡までは容易にたどりつけるような整備、いや破壊がされています(-_-;。しかしまぁ土塁がめぐっていた構造は今も十分わかる程度には残っていますので、城跡として見ることはできました。東側の斜面には細かい石がばらばらと散乱しており、一部墓石か五輪塔だったらしきかけらもありましたが城と関係あるんでしょうか。
 今や映画やドラマのロケ地であったことをPRの1つにしている書写山。紅葉や重要文化財をめあてでやってきている人たちを尻目にひたすら城跡だけを目指した私こそ、本当のラストサムライではなかろうかと一人悦に入っていたのでした。
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