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梶山城跡
登城日:(2004.01.18)
所在地: 揖保郡揖保川町市場小字梶山
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
山頂部には立派な城址碑があります。  梶山城は、明徳年間(1390−94)七条家赤松氏系の赤松治部少輔教弘が築城したと言われている。教弘がのちに伝台山城に移った後、一族の肥塚和泉守頼房が入城し、以後肥塚氏が数代にわたり居城した。
 弘治二年(1556)祐忠の代に、楯岩城の広岡五郎に攻められ、落城してしまった。

『日本の中世城館調査報告書集成15』東洋書林刊参照

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資料
 

私見
巨大な岩が目立つ山です。  梶山城跡は、揖保川の西標高160メートルの山頂部にありました。登り口を探して最初は西側をかなり歩き回ったり竹薮の中に踏み込んでいましたが、その反対側に回り込むとなんと登城口を示す石碑があるじゃないですか。厳密に言うと竜野市内から登り始めることとなります。
 登城道ははっきりとわかる程度には整備されているのですが、かなり傾斜が急なので滑りやすくなるのが注意です。すぐに尾根に到達しますので、そこを右折しさらに登っていきます。
 このあたりから大きな岩がごろごろしており、今までと装いが異なることに気づかされます。その一番奥に大きな削平地がありました。熊笹が茂っていて地面はよく見えませんが、礎石らしき岩がいくつか確認できます。そして中央には立派な城址碑がたてられています。
 見晴らしはよくありませんが、こんなマイナーなところでも立派な城址碑があるのは嬉しいですね。
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