軽部城跡

　軽部城についての詳細は不明である。尾根上に連なる郭から見て戦国期のものとされている。横堀、竪堀は不明瞭で、戦国末期には上野城に移ったのではないかとする見方もある。

 

　養父市内鳥取方面へと国道９号線を西へ走らせていると大屋川の手前にこんもりとした小高い山が細長く延びているのが見えます。比高３０メートルほどの丘陵上に軽部城がありました。
　登城口はいくつもありそうで、北側にはそのまま歩いてあがれる遊歩道があり、南東隅には畑地となった麓から少し急ですがこれまた簡単に上まであがれるようになっています。さらに西側にも民家の脇をあがれるようになっている道もあるようです。
　しかし・・・・・・・夏場に来ちゃダメでした。ものすごい藪です。南北に真っ直ぐに約２５０メートルほど延びる頂上部は一面緑です。縄張り図を見ると郭を区切る堀切が４つ見えるのですが夏場では「なんのこっちゃ」です（^^;。せっかく長靴履いてきたのになぁ・・。