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三木新城跡
登城日:(2004.09.26)
所在地: 三木市上の丸町
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
裏手になる堀跡。  天正六年(1578)、羽柴勢に備え三木城城主別所長治は本丸の東側に新城を築城し、そこに叔父山城守吉親(賀相)を配置した。
 が、天正八年(1580)一月十一日、鷹の尾城に続いて新城も陥落。三木城は本丸、二の丸、三の丸を残すのみとなり、やがて落城となる。
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資料
 

私見
住宅地となってしまった新城跡。 土塁跡!であって欲しい  三木城のすぐ東側、少し高台になっている住宅地が新城跡です。私立図書館の駐車場に車を停め、あたりを散策してみました。今でもその規模がよくわかるように道路がかつての新城のまわりをぐるりとはしっています。北側は崖となり段差があり、堀跡でした。その南側の高台はびっしりと住宅が立ち並んでしまい、城跡の痕跡が残っていません。でもよく見ると東西に土塁跡と思える箇所があります。おそらくこれは遺構じゃないでしょうか、以前の地形にぴったりです。
 三木城の出城というよりも郭のような扱いでその名も知られてない気がしますが、実は数十年前まで見事に遺構が残っていたようです。目の前の真新しい住宅街を見るにつけほんと信じられないです。上の丸の西側はあまり開発の手が入ってないような狭い路地がそのままになっています。おだやかな日曜、ゆっくりと散策しながら三木合戦に思いを寄せる、贅沢な時間を過ごしているなあ・・。
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