HOMEへ Check   Twitterでつぶやく  

天神山城跡


登城日:(2007.01.03)
所在地: たつの市新宮町上莇原
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
天神山城があった天神山  天神山城は平成五年に発見された中世山城である。詳細は不明、城址としての伝承もないようだ。遺構状況から南北朝期の砦のようなものだったのではないかと考えられている。

『栗栖里』新宮町教育委員会刊参照

【戻る】

資料
 

私見
郭が段々と続きます。 その名の通り天神様の祠もあります。  播磨自動車道「播磨新宮IC」を降り、角亀川に沿って細い道を北上していくと左手にゲートボール場が見えてくるようになります。その隣にある山の頂上部に天神山城がありました。登城は北側から取り付きましたが、結構急な傾斜をあがるとすぐに城域となります。比高50メートルほどですので楽勝です。
 尾根上に小さな祠がありますが、かつては頂上部にあったようですね。遺構としては郭が何段か連続して作られており、頂上部を過ぎた西側には堀切が見られます。
 比高こそあまりないものの急峻な崖と眼下を流れる角亀川とに守られ、この謎の城は白旗城と鞍背城との中継点となる役割を担っていたのでしょうか。付近にも同様にまだ知られていない山城が静かに息を潜めているかもしれませんね。
【戻る】