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贄崎台場

贄崎台場跡


登城日:(2008.05.05)
所在地: 津市港町
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
絵図の形状を彷彿とさせる贄崎台場の現状  贄崎砲台は、文久三年(1863)に津藩によって築造された台場である。津藩はすでに天保十三年(1642)から伊勢神宮の警固のために二見や今一色にも砲台を築いていたが、津城下に築いたのは約二十年後となる。また、津城の北側に位置する安濃川河口近くの塔世橋南詰にも台場を築造した。

『日本城郭体系』新人物往来社刊参照

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資料
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私見
絵図の形状を彷彿とさせる贄崎台場の現状  現在、青果市場が建つあたりは幕末に築造された台場がありました。当時の絵図を見ると地形はそのままですのでカーブを描いた堀跡も面影を今に残しているようですね。また多数の砲台を持つかなり立派なものだったように見えますが、実際には数十日で完成させたとか。伊勢神宮警護で作った台場のノウハウがあったのか、それともかなり粗いものだったのか・・・。ほとんどのものが実際に使われることがない台場ですので、今だとお後者のほうがいいのかなと思いますが、でもまさかそんなことはないですよねぇ。
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