松代城跡 :(2000.11.19撮影)
場所:長野市松代
歴史:
武田信玄が、上杉謙信の信濃への侵攻に備えて北信濃最前線根拠地として築いた城で、その築城年代は明らかにされていないが、永禄三年(1560)頃までに完成したものと推定される。
もともと城がなかった場所に信玄が築城したのはこの海津城だけで、甲州流築城術を代表すると見られている。
築城当時は土塁であったが、慶長三年(1598)城主であった田丸直昌の時に石塁にしたものといわれる。
武田氏滅亡後は信長の武将である森長可が城主になったが、本能寺の変の後は上杉景勝の支配するところとなった。
その後、豊臣秀吉をへて徳川家康が支配するようになると、慶長五年(1600)家康は、森長可の弟忠政を入れた。海津城は待城と名づけられた。
関ヶ原の合戦以後は、松平忠輝の領地になり、松城と改名された。その後は転々と城主が移り変わっていったが、元和八年(1622)に上田から真田信之が入城し、明治維新まで続いた。
城の名称は、正徳元年(1711)に、「松代城」に改められている。