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服部屋敷

服部屋敷跡


登城日:(2012.04.22)
所在地: 八丈町樫立
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
服部屋敷前の石垣 服部屋敷虎口  服部家の初代は下田の出身であるが、二代目から代々八丈島の官船の内、小舟方(こぶねがた)のお舟預かりを勤めて莫大な資産を築いた。しかし、船方さんの一生を図で示すが如く、その歴史は波乱に富み、悲劇的な色彩を帯びて、豪勢を誇った家屋敷も、今では此処が毎日観光客に郷土芸能を披露する名所となっている。
 屋敷入口の石垣は、流人近藤富蔵が築城形式に依って築いたものである。

『服部屋敷跡案内板』より

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資料
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私見
服部屋敷内の鬱蒼としたソテツ  ここは城なのか?という話は今更なのでさておき(笑)、幕府御用船を管理していた服部氏の屋敷跡です。比高10メートルほどの高地にあり、石垣がまさに城跡らしい雰囲気を出していますね。正面の入口は喰い違い虎口状となっており、期待感をあおります。
 しかし、敷地内に入ると完全に拍子抜けでした。商売をしていたのであろう建物の状態を見ますと、すでに廃墟となってしまったのでしょうか?案内板にあるように「樫立踊り」や「八丈太鼓」などの郷土芸能を見せる名所であった面影はなさそうですね。屋敷跡には大ソテツが所狭しと茂っているだけでした。
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