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長島高城跡
登城日:(2001.09.02)
所在地: 江戸川区東葛西3丁目、清光寺
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
長島高城跡である清光寺  浄土宗で安照山太子院と号します。文亀二年(1502)徳誉法印が開山しました。
 本尊は阿弥陀三尊の木造立像で、ほかに法然上人像と善導大師の像をまつっています。

◆中世の館・長島高城の推定地
 小田原北条氏が関東一円を支配していた時代の記録「小田原衆所領役帳」に江戸川区内の一六の郷村が登場しますが、その中に「長島高城」があります。時代は下りますが、寛延二年(1749)青葉某の書いた「葛飾記」には、「此所は昔、長島殿と申す城主の城下の湊のよし」と記述されていることから、これが「長島高城」とよばれた中世の館ではないかと推定されます。清光寺のまわりには、城にちなむ小字がとりまくように残っています。このあたりは古くから交通の要衝として栄えた所でもあり、長島高城が館とすれば、現在の清光寺の境城にあったのではないかと考えられます。

『長島高城跡案内板』より

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資料
 

私見
 新しい自宅の最寄りの駅にも城跡があったんですね。お寺だと知ったので何もないだろうと思っていってみたら、なんと案内板がありました。それも城域の中心地である清光寺だけではなく、まわりの寺や神社にもひとつひとつ案内板がありました。
 しかし一帯を歩いてみましたが、周辺は平坦な低地で、旧江戸川に近いということもあり、港を有する城だったかもしれませんね。
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