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大賀郷陣屋

大賀郷陣屋跡


登城日:(2012.04.22)
所在地: 八丈町大賀郷
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
 陣屋跡
大賀郷陣屋跡 玉石垣が美しい大賀郷陣屋跡  享禄元年(1528)に、北条早雲の家来中村又次郎が代官として来島し、此処に陣屋を設けた。江戸時代になると、幕府は此処を島役所とし、明治三十三年(1900)には東京府八丈島庁となり、島の政治の中心地だった。しかし、明治四十一年(1908)には島庁が他地区へ移転したため、政治とは無関係の所となった。それにしても此処は、八丈島の文化発祥の地と言えるのではなかろうか。

『陣屋跡案内板』より


 『八丈島年代記』によれば永正十二年(1515)に、島内が北条方と三浦方とに分かれての戦いがあったとある。この頃に北条早雲の代官として奥山八郎次郎が大賀郷に城を築いたという。後に江戸時代になると陣屋として使われた。

『日本城郭体系』新人物往来社刊参照

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資料
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私見
大賀郷陣屋じゃないが付近の民家跡  八丈島の歴史についてはほとんど事前知識がないまま、ふらりとやってきました。しかし天候が悪くてとても観光という感じではありません。雨と強風の中で苦労することになったのですが、とりあえず陣屋の散策には影響ありませんね。
 整然と積まれた玉石垣は大変美しく、なかなか他で見られない様相に「遠いところに来たな」ということを実感します。でも玉石垣はいいのですが、陣屋跡内部は鬱蒼とした藪で全く内部が見れません。観光ガイドにも歴史のジャンルで見るとまずここが出てくるというのにこの状態でいいんでしょうか(^^;;。裏手に回ると内部が少し見れましたが、とても降りていく気にはなりませんでした。うーん、もっと整備してくれればいい観光スポットになるかもしれないのになあ。
 陣屋跡よりもすぐそばの民家跡が見応えあるので島の風情が見れていいですよ。
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