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天神山城跡
登城日:(2003.05.24)
所在地: 魚津市小川寺字天神山
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史 天神山城本丸跡  標高163mの天神山の山頂に築かれた山城。山頂部に大きな削平地二ヶ所が設けられ、片貝川に面して土塁が築かれ、帯郭状の削平地、縦堀、空堀も数多い。
 天神山城が史料に登場するのは元亀三年(1572)で、上杉方の越中における重要な中継地点であったことが知られる。また、天正十年(1582)の魚津城の戦いの折、越後の上杉景勝が後詰として陣を敷いた城として著名である。
 天神山は元来、松尾山と呼ばれていたが、室町将軍足利義材が都の乱を逃れて小川寺に身を寄せた折、その守護神の菅公像(天神様)を松尾山に祀ったことから天神山と名を改めたと伝えられる。
 なお山頂部から弥生時代末期の土器が出土しており、二世紀末の倭国大乱に関係する弥生時代の山城跡と考えられている。

『天神山城跡案内板』より

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資料  

私見 天神山城本丸跡  天神山城は城がある山の中腹に魚津歴史民族資料館がありますのでそれを目印にするだけでも簡単にたどり着くことができると思います。車で本丸手前までいけますが、途中からかなり急ですのでお奨めはしません。しかしこの車道があるおかげでかなり遺構が破壊されてるんだろうかなぁと思わずにはいられませんでした。
 資料館のあるあたりで魚津城の城主である青木佐渡守の墓石がありますのであわせてチェック、ですね。
 そこからやたら急になる傾斜を上っていきます。本丸跡にあたる山頂部には削平地と土塁状の土盛りがわずかに城跡であることを感じさせてくれます。資料館があるわりには寂しい状態だなぁと思うのは私だけでしょうかねぇ。
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