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南部藩陣屋跡
登城日:(2002.10.27)
所在地: 函館市汐見町
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史 南部坂の途中にある陣屋跡  幕府が蝦夷地(北海道)を初めて直轄した時代(1799〜1821年)、幕府の命により南部藩が蝦夷地を警備するための陣屋跡で、敷地で、当初16,200平方メートルほどであったが、19,800平方メートル増して36,000平方メートル以上となった。
 建物は極めて粗末で、ここには相当な人数が勤務し越冬していたが、病人がたくさん出た。(文化四年には342人勤務、うち150人越冬)
 後の幕領時代(1854〜1867)にもここを陣屋として再建し、約300人が勤務していた。
 明治元年戊辰戦争が東北に及び国元を守備する為、同年8月11日夜、イギリス人ブラキストンから雇入れた汽船に乗って箱館を引き揚げ、南部へ帰った。
 この碑は昭和29年7月30日、岩手県南部会が建立した。

『南部藩陣屋跡案内板』より

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資料  

私見  函館山のロープウェイ駅にほど近い、南部坂の途中に案内板が立てられています。ここには南部藩の陣屋があったようですね。現在は石垣もまわりにはあるんですがいつのころのものか、陣屋のものなのかさっぱりわかりません。モロラン陣屋や、ヲシャマンベ陣屋砂原陣屋と現状が違いすぎるのはここが観光地内なんだからでしょうかねぇ。まぁこういうのがいつも見てる陣屋の状態なのですけどねぇ・・(笑)。
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