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高山城跡
登城日:(2005.02.26)
所在地: 生駒市高山町
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
神社脇にある案内板(読めません)  高山城は、一乗院方衆徒の鷹山氏が居城していた山城である。明応七年(1498)八月、古市氏が鷹山氏を頼って秋篠・宝来院と戦ったのが記録されている。天文十三(1544)年には筒井氏の柳生城に攻め込んだり、松永・筒井氏の抗争では松永方としてその名がある。
 城跡の南方にある宝楽寺付近に居館があったとされている。

『日本城郭体系10』新人物往来社刊参照

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資料
 

私見
広い削平地が東西に広がっています。  高山城跡へは、北田原城がある地点の国道163号線を東へ。「高山大橋」の信号を北へ折れ、高山竹林園をすぎたあたりを右折し、すぐに左折し集落の中に入っていきます。左手にある標高218メートル(比高40メートル)の小高い山が城跡です。駐車スペースに悩みますががんばってください。(^^;。そして登城口にも悩みますが南麓にある民家の庭先から入っていくことになりますので必ず地元の方に確認されることが必須となります。
 城跡は尾根が二つにわかれた逆V字型の山上に郭がつくられていました。私は西側尾根から踏み入ったのですが、急な傾斜には整備された道が用意されており、気軽に登ることができるようになっています。山上には九頭龍社が祀られており、字は薄れて読めませんが案内板もあります。
土塁跡・・か  北東に歩みを進めますと広い平坦な地形に出ます。そこから東側の尾根へと段を降りていくと浄水場がある郭、そしてさらにその先にも段があり、土塁跡のようにも見られるところがあり虎口を形成しているかのようにも見えます。
 全体を通じて狭くてシンプルな構造の山城に見えます。が、神社や浄水場の建設がどれだけ元の地形を維持しているのかということを考えるとよく残っているほうなんでしょうか・・。
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