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岡本城跡
登城日:(2003.05.11)
所在地: 安房郡富津町豊岡字聖山・用害
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史 海に面した要害である岡本城跡  岡本城は戦国時代末期の里見義頼・義康の居城であった。天正六年(1578)に里見義弘が没するや、その跡目をめぐり義頼派と梅王丸派との間で激しい内乱がおこった。が、やがて義頼派が勝利し、結果岡本城が里見宗家の居城となったのである。
 天正十八年(1590)に里見氏は豊臣秀吉により上総の所領を没収され、安房一国になったため、新たに館山城に居城を移した。
 城がたっている場所は東西に伸びた丘陵の先端に位置し、海を眺めることができる要害であった。

『図説 房総の城郭』千葉城郭研究会 国書刊行会刊参照

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資料  

私見 もうちょっと整備してほしい・・公園だし。  岡本城跡へのルートは実に簡単です。現在の里見公園が主郭跡となっていますのでその下までたどりつくことは簡単だと思います。
 が、公園とは名ばかりで、トンネル脇の急な石段を駆け上がると、そこは雑草が生え繁る公園”跡”の様相で、かなり寂れた状態です。大きな板状の城址碑がなんとか城跡である面目を保っているといった感じです。よくよく見ると郭跡や腰曲輪跡などが残るらしいのですが、ちょっと雑草が多くてあっさりあきらめてしまいました(^^;。
 東西600メートル、南北300メートルという規模らしいのですが、見た目だけでも久留里城や館山城などとは違い、かなり規模が小さいなぁという印象は否めませんでした。
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